世界はひとつじゃない
ああ そのまま ばらばらのまま
世界はひとつになれない
そのまま どこかにいこう
そうです世界は一つになれない。一言目からぶっ刺してくるこの頃の星野源氏の卑屈さと嫌味さが好きでした(今も好きですよ)
私は音楽が好きです。私の喜怒哀楽の瞬間にいつも音楽がある。だからこれがないと割と真面目に生きていけない。
そんな音楽と私の思い出たちを真面目な更新と共に勝手気ままに呟いていきます。このアーティストの凄さはここだぜっとかこうしてこの歌はできたんだぜっ的なことは一切呟きません。思い出を整理して浄化させたいがため。完全自分メモでございます。
さぁ今回はみんな大好き源さんの代表曲だよ!yes!ミーハー!
大失恋をした2018上半期
3ヶ月前くらいですね、はやぴ人生最大の大失恋をしました。今はもう立ち直ってはいますが(早い)当時の私はSEKAINOOWARIのような趣で毎日を過ごしていました。
この頃のTwitterの呟きの一部。
私は貝になりたい。そして殻になって灰になって星になりたい。
— はやぴ (@hayapiiii12) May 27, 2018
やばいですね。星になりたいとかどこぞのポエマーなんでしょうか。
でもマジで星になりたかったです。 毎日ご飯が喉を通らず家に帰るのが嫌で残業したり、土日はひたすら外に出たり。外に出ても思い出達が蘇りどこに行っても辛かった。
あの頃は生きた心地がしなかった。毎日「時が解決してくれる」という呪文を唱えながら眠りについていました。
そんな時に毎日聴いていたのが「ばらばら」だった
「ばらばら」は源さんが「クソみたいな女にクソみたいな振られ方」をされてやけくそになって出来上がった歌だそうです。当時の私と重なる重なる。
8時間労働の間ひたっすらリピしてました。歌詞のひとつひとつが胸に突き刺さって、そして癒してくれました。
気が合うと 見せかけて
重なりあっているだけ
本物はあなた わたしは偽物
私の恋愛の場合、環境の変化が1番の原因ではあったのですが今思えば確かに重なり合ってるだけだったかもと思えることもあります。認識の違いもあったし。
自分だけが思っていても相手が同じことを思ってないかもしれない。自分主体で関係を考えていたら実は関係なんてとうの昔に崩れてるかもしれない。どんなにお互い好き同士でも少しのズレで関係は終わってしまう。
これは恋愛だけではなく人と人の関係にも繋がるなと思いました。
人と人は分かり合えない。ばらばらだしなかなか重なり合わない。けれども楽しい。
「こうしてほしかった」「なんで君だけ」「わかってくれよ言わなくても」
いろんな要素が重なり合い結局は崩れてしまう。そこまで崩れる経験をしたことはそんなにないのですがもやもやとしたり相手についぶつけてしまうことは何度かありました。
でもそれは言ってしまえば仕方がない。だって元々人と人は分かり合えない。
だからこそ違う価値観に触れ合えるし視野も広がるしそれが楽しさに変わる時もある。
分かり合えない中での発見がゆくゆくは何かを生み出していくのかなと大人になって段々わかってくるようになりました。
だから最近はあまり悩まずに生きられてます。思春期の頃は結構悩んでたけどね。若気のなんちゃらです。
この歌は世界は一つになれんし人間同士分かり合えんしばらばらなんだよ。だからそんなに思い悩みなさんな。
その中で重なり合える瞬間はきっとくる。その瞬間をなるべく長く大切にすればいいんだよ、とやんわりと励ましてくれてる気がします。
だから大失恋したり人間関係に悩んでるそこの君!!!星野源の「ばらばら」を聴くのだ。8時間リピするのだ。そしたら悩みも段々どーーーでもよくなっていつの間にかご飯もガツガツ食えるようになる。多分。