自己啓発本

BOOK REPORT vol.01「いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書」

いちばん大切なのに誰も 教えてくれない段取りの教科書

おはこんばんにちは。はやぴです。

記念すべき第一回目の読書レポートを呟きます。

レポートといえども内容のレビューというより印象に残った言葉や、アウトプットしていくためにどう実践していくかなどをメモ書き程度に落とし込んでいきたいと思いレポート記事を作成することにしました。

今回は11月に読了した「いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書」のレポートです!

購入目的

仕事の中で肝となるのが「タスク管理」。

タスク管理はどの仕事でも必要だとは思いますがデザイナーになって特にタスク管理に苦戦する日々でした。

修正作業、確認出しの時間などなど様々な予測をしてスケジュールたてをしなければならない。しかしデザイン制作をしているとつい没頭してしまい「あともう少し・・」と締切日に間に合わなかったり担当者の方に迷惑をかけたり1日のタスク管理がうまくいかない日々が続きました。

今では少し改善できるようになったものの、もっと仕事を効率化して作業スピードを早めたい、そもそもクリエイティブな仕事のタスク管理の方法ってどうやるんだ?と思っていたところでこの本に出会いました。

いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書 内容1

ページをめくったら水野さんが手がけたクリエイティブの写真が。刺激になります。

クリエイティブな仕事だからこそ段取り(ルーティン)が必要

読了して自分の思い込みが覆されたことがあります。

それはクリエイティブな仕事、特にデザインには正解がないという思い込み、仕事には同じ段取りは通じない、という思い込みです。

この本にはデザインにも「ルール」があり「正解」がある・クリエイティブな仕事だからこそ段取り(ルーティン化)が必要であると記載されています。

雷に打たれたような感覚でした。デザイナーの仕事は常に新しいことの連続!毎日が刺激的!となんだかドラマや漫画に影響されたかのような気持ちが未だにあり(バカ)、実際にデザイン制作をしていてもルーティン化を意識せずにタスク管理を行なっていた為締切日ギリギリになったり頭がいっぱいいっぱいになったりしていました。

しかしこの本を読んで頭のもやもやが晴れた気がします。

下記はこの本の中で特に心に残ったことをピックアップしています。メモ感覚なので内容がぎっしり〜!!ではないです。悪しからず。

段取りで一番大切なことは「想像すること」

段取りで一番大切なことはまず「想像すること」

プロジェクトや案件がスタートするときにまず目的地を決める。その際にできるだけ具体的に完成イメージを想像する。

「誰が」「どう喜んで」「何て言っているか」「どういう表情をしているか」、どうなったら成功なのか。この商品やプロジェクトの寿命は?そもそもこの指示は必要なのか?逆にこれをやることでネガティブな影響はあるのか?

発想のチャンネルを替えてあらゆる側面から想像をする。そして固める。

指示されたことを鵜呑みにし、手を動かすことは後のコミュニケーションミスにも繋がるしそのまま仕事が進んで後からやり直しにもなり兼ねない。仕事の質もスピードも落ちてしまう。想像力は仕事においても大事だなと思いました。

ルーティン化を増やし質の高いアウトプットを

この本を読む前までは、案件が違えば仕事の仕方は違うと自然に考えていました。なので新しい仕事が振られるとまずは何から始めよう?と模索したりストレスを感じることもしばしば。

しかしこの本では「仕事はすべて同じ」であると断言しています。仕事をいくつかパターン化し当てはめて行くことで質の高いアウトプットをすることができるとあります。

例えばバナー制作一つにとっても、制作手順をパターン化しておく。毎月更新するバナーであればテンプレートpsdを予め用意しておく。

パターン化することでスピードも上がり時間に余裕が生まれてここぞという部分にエネルギーを費やすことができる。仕事以外の日常の生活にもこのパターン化は当てはめることができると思いました。

締切が完成であり自分の実力の「すべて」

今の私に一番突き刺さる言葉でした。デザインの仕事は正解がないと思っていたので制作をする際「あともう少し・・」とつい追求しすぎて締切が曖昧になったりチームに迷惑をかけることもありました。

この本を読んでこの仕事の仕方では効率も悪く、パフォーマンスもよくならないと気付かされました。締切が完成であり自分の実力の「すべて」であるこのやり方だと「時間があれば・・」という言い訳は通用しません。限られた時間の中にいかにスピード早く質の高いアウトプットができるか、そしてそれをするには段取りが必要であると結びつけることができます。

「時間内にやり遂げることも実力のうち」。胸に突き刺さりました。

「言葉のものさし」の違い。アイデアや理由は言語化ができるようにしておく

例えば 「かっこいいデザイン」と言うと「モノトーンでシンプルなデザイン」を想像する人もいれば「ビビットカラーで派手なデザイン」を想像する人もいる。

かっこいいの定義が人によって違うのでひとことでは理解し合うことは中々難しいです。

クライアントと会話をする時、特にこの「言葉のものさし」の違いに敏感になり、できる限り言語化できるようにしておくことが必要だなと思いました

制作物に対しても「なぜこの配色にしたのか」「このレイアウトにしたのか」などなど詳しく言語化をする。言語化の必要性は色々な場面で謳われていますが中々できないんだなこれが・・。なので日常的に言語化のアウトプットは意識せねばと感じています。

制作物やサイト模写の際も常に言語化の練習は必須だな。

思考は全て脳の外に出しておく

思いついたことや感じたことはすぐにメモをする。出来ているようでなかなか出来ていないことでした。思考を脳の中に溜め込むと忘れるし頭がパンクするしストレスになるし・・いいことはないです。

この本でも思考を「外部化」しておくとストレスも減り、アイデアが出やすくなると記載があります。

それは段取りをよくすることにも繋がります。段取りを整えて全て外部化しておくことで頭に空白が生まれアイデアも出やすくなる。mtgの場ですぐに質の高いアイデア出しができたり、疑問を解消できたりして仕事のスピードも上がる。

外に出していくことは本当に大切なことだなと思いました。

 

なんだか学生の読書感想文みたいになってしまった笑

でもこうやって感じたこと、突き刺さった言葉をメモしてまとめる作業も言語化のアウトプットになるのでしょうか。中々まとめるのが難しかったです。あとは実践あるのみだ。