自己啓発本

BOOK REPORT vol.02 「アタマのやわらかさの原理。」

アタマのやわらかさの原理。

おはこんばんにちは!はやぴです。

vol.02になりましたブックレポート、今回は「アタマのやわらかさの原理。」のレポートです。

SNSでこの本の存在を知ってタイトルに惹かれて購入しました。

購入目的

デザイナーとしてデザイン設計やアイデア出しをする機会が多いのですが、いつも視野の狭い考えで物事を進めたりアイデアが出てこなかったりすることが多々あり、自分の頭の固さに嫌気がさしていました。そこで出会ったのがこの本です。

タイトル通りこの本は「アタマのやわからさ」について、そもそもやわらかさとは?やわらかくするにはどういう視点で物事をみればいいのかを教えてくれる本です。

この本を読んでアタマをもっとやわらかく、物事の捉え方の根本を変えてみようと思い購入しました。

アタマのやわらかさの基本とは

アタマがやわらかいとは「どう考え直すか」「考え直し続けられるか」が基本。考える対象の価値を固定させずにそこに込められた意図や意義の理解をし、新しい可能性を探ります。

アタマがやわらかい人は=ものわかりのいい人。世間の常識や決まりごと、自分の価値観に固執せずに常に考え直し続けています。

なぜ今アタマのやわらかさが求められているのか

現代では「新しい価値」「新しい魅力」の発見が様々な場所で求められるようになっています。こうした発見を行うためにはアタマのやわらかさが必要なのです。

ではなぜ新しい何かが必要とされているのか。それは現代の生活水準が底上げされているからです。

お腹が空いても食べるものがない、電気がなくて真っ暗な道を通らなければならないなんてことはほぼありません。普通の暮らしが最低限になっている今、ふつうから「よりよい」ものが求められるようになりました。 (モノからコトへの時代ともいうべき?)

なので一層新しい価値、魅力の発見が求められています(昨今のUXデザインへの期待もここからなのかな?)

価値の引き出し方は「組み合わせること」

考える対象に新しい価値を引き出す方法、それは「考える対象に情報、知識、人」を組み合わせてその中の新しい価値を引き出す」と記載されています。

組み合わせるものは考える対象に関わる情報(特殊資料)、人生や世の中の出来事に関する情報(一般資料)です。

この二つの情報の中の関連性を読み解き、そこに価値を見出していく。

例えば考える対象が「コーヒー」の場合。コーヒーは「苦い」という既存の要素があり、そして「子どもは苦い飲み物が飲めない」という既存の要素がある。

その中の関連性を読み解くと「コーヒーの苦さは大人の楽しみ」という新たな価値が生まれます。

イスといえば常識的に考えれば座るためのものという価値観がありますが、下記のような情報を組み合わせるとまた違った価値観が生まれます。

  • リラックス・休息→座るためのものという価値観
  • 不法侵入者や暴漢と戦う→武器という価値観

常識とは便宜上の価値のこと。組み合わせの頻度が高い価値観が常識という固定された価値観になります。

価値の良し悪しは「そうかも!」と思えることが重要。

本当は必要だったり求めていたりするのに気づかれていない価値。

理解できない、当たり前のものと感じられる価値は再考する必要があるかもしれません。

アタマのやわらかい人は編集している

編集とは→組み合わせによってモノや人、情報などの価値を引き出す営み。

なのでアタマのやわらかさとは「編集によってモノや人、情報などの新しい価値を探れること」といえます。

考える対象に様々なモノや人、情報を組み合わせる。そのうえで共通項を手がかりに引き出される価値を読み取っていきます。

組み合わせる情報の質が低いと価値が引き出されにくい

理解していない情報はうまく使えません。理解していないとは言語化できない、必要になったらすぐに調べられる情報は組み合わせてもうまく生かせない可能性が高い。

価値が引き出せるものはある程度理解のある情報、つまり自分の「知識」となっているものです。(水野さんのセンスは知識〜とつながる!)

自分の実感(おもしろい!なるほど!)が伴う情報は記憶に残るし知識として武器になる。

個人的な見解だとできるクリエイターは好奇心旺盛で多趣味なイメージがあります。何事も知りたがり、調べて理解できる、この旺盛さが知識に繋がり様々な視点で価値を引き出しているのかと思います。

調べずにわかる知識を持つことは強い。

知識の使い道は一旦置いておいて、とにかくたくさんの知識を増やすこと。

アタマのやわらかさ練習方法

文句を言いたくなった時、新しい価値や魅力の発見を探してみることです。

文句を言いたくなる=常識のものさしで物事を決めようとする時。

本来はこうあるべきだという常識の価値観で物事を捉えてしまいがち。だから文句を言いたくなる時ほど違う情報や知識を組み合わせてみて違う視点の価値を探ってみます。

アタマのやわらかさで自分の価値観を考えてみよう

自分の価値も固定せずに考えてみる。身のまわりで起こっていることに否定せずに、起こっていることやモノ・人との組み合わせの中から自分の個性を引き出します。

こうすることで変に自我を通したり物事を悲観的に捉えずに新しい価値を生み出せます。

頼まれごとにこそ耳を傾けるのも考え方のひとつ。

頼まれごとをした相手は自分自身とその仕事の作業やレベル感でどのような価値観を期待しているのか。頼まれごとをされた時はほとんど自分に何かしら価値を感じてくれているので頼まれごとをされたら極力引き受けてみるのもいいかもしれません。

自分の価値観は自分の中だけではわからない。この場合も組み合わせで様々な視点での価値を考えよう。

今回も目から鱗な考え方でした。仕事だけではなくプライベートの場での物事の考え方に使えそう。

ここからは呟きですがちょっとレポートの仕様?変えたいな。文章だけではまとめにくいし語尾があやふやだし読み返した時にだるそうだ。

ここも随時読みやすく理解しやすいような記事にしていきたい所存です。

それでは!!